人間関係で転職したいと思ったら?

転職前に必読!「人間関係」で転職を考えている人が知っておくべきこと5選

退職理由に多いのが「人間関係」。仕事のきつさは多少我慢できても、「人間関係のストレスは耐え難い」という人は多いものです。
転職を繰り返さないよう、転職前に以下のようなことをチェックしておいてください。

① 転職前に! 人間関係の悩みを誰かに相談する

悩みを誰かに相談することで、想像もしなかった方法で解決できることがあります。一人で悩まず、客観的な意見やアドバイスを求めてみましょう。

また、気持ちを口に出して表現することで、ストレスは軽減するものです。他の人も同じことで悩んでいるという場合には、「悩んでいるのは自分だけではない」とわかるだけでも救われる様な気持ちになります。
信頼できる人に思い切って、気持ちを打ち明けてみてください。

② 人間関係の悪さを「人のせい」ばかりにしていると転職先でも同じ目に

「あの人のこういうところが嫌だ」と苦々しく思っていても、実は自分の側に改善すべき点があった、ということもあります。自分に原因がある場合は、どんな会社に行っても同じことが起こり得ます。
「自分にも非があるかも」という可能性を否定せず、謙虚な気持ちをもって自己分析をしたり、周りの同僚に率直な意見を求めたりしてみてはいかがでしょうか。

一方で、相手が悪いのに「自分が悪いのかも……」と考えがちな人は、自分の傾向を自覚し、我慢しすぎないことが大切です。こういう人は、自分が思うよりも早めに決断をすることも大切です。

③ 転職を考える前に異動希望を出す

同じ会社でも、別の部署に行けば人も環境も変わり、今まで感じていたストレスが一掃されることがあります。会社を辞める前に、「異動希望を出す」という選択肢も考慮しましょう。すぐに異動させてもらえることは稀でしょうから、機会があるごとに上司に相談してみてください。
上司に希望を言いづらい雰囲気の場合は、人事部に直接メールを送ることもできるでしょうし、希望部署の管理者に相談し、先方管理者から指名してもらうという方法もあるようです。

④ 人間関係に振り回されないよう自分の目標をしっかりもつ

例えば営業部にいる場合は以下のような目標が考えられます。

・新規顧客を毎月5社以上獲得する
・2年目からは既存顧客からの発注を50%以上にする
・プロジェクトリーダー等も積極的に経験する
・5年後には新人を教育する役割を担い、マネジメントの経験を積む
・マネジメント経験を十分につんだら外資系企業への転職をする 等

自分の軸をもっていると、周りの人や環境に振り回されず、ある程度のことは気にならなくなるものです。

⑤ 人間関係にハラスメントがからんでいるなら即相談&転職を!

とはいえ、パワハラ、セクハラなどの各種ハラスメントが原因で悩んでいるならば話は別。すぐに上司や人事部、経営層に相談・報告をしてください。

相手の異動・退職で状況が変わることもあるでしょう。状況が改善されない場合は自分の心身を守ることが先決。会社に休職の相談をしたり、早めに転職活動を行ったりするなど、対策を練りましょう。

いずれにしても、一人で悩むのは得策ではありません。なるべく同僚や家族に日々話をし、客観的意見を聞くことができる環境を作っておくことも大切です。

イラスト:桔川 伸

文:坂口弥生

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