後悔しないための転職をする方法

転職をギャンブルにしない!「後悔のない転職活動」のポイントとは

考えナシの転職はまるでギャンブルのようなもの。「ふたを開けてみると失敗だった」、なんてこともあり得ます。後悔のない転職をするために以下のようなことに注意して、新しい会社でのステップアップを目指しましょう!

給与額は内定承諾前にチェック! 必ず書面で提示してもらうこと

内定の連絡を受けたらすべきこと。それは「給与額」の確認です。

入社後に「聞いていた給与額と違う!」というのは大問題。「年収」が提示されている場合は、残業代やボーナスがどうなっているかを確認しましょう。中には一定時間数分の残業代が、年収に含まれていることも。
ボーナスは「有り・無し」だけでなく、有りの場合はどのような計算方法で算出されるかも確認しておくと安心です。

例えば「業績が悪い年はボーナスがない」という会社もありますが、この場合、ローンで「ボーナス払い」をしている人は注意が必要です。また、ボーナスがない年は、前職年収を下回る可能性も計算に入れておく必要があります。

待遇について口頭で説明があった場合は、内定承諾前にメールで確認するなどし、必ず文字に残してください。内定を承諾してからでは交渉しづらくなることもありますので、最終的な返事をする前がベストなタイミングです。

内定時に現場責任者から業務の話を聞く

面接段階で配属先の責任者と話ができていればよいですが、人事担当や社長など、現場を知らない人の話だけでは、自分の担当する業務が十分に説明されていない可能性もあります。

実際に入社してみると「聞いていた仕事内容と全然違う」ということもありますので、内定連絡がきたら「内定承諾のお返事を差し上げる前に、部署責任者の方と業務内容についてお話をする機会をいただけますか」と聞いてみてください。

真剣に考えているからこそのリクエストですから、企業も理解してくれるはず。相手の忙しさに感謝と理解を示しつつ、丁寧に聞いてみましょう。
仕事内容の確認のみならず、一緒に働く人の人柄もわかるのでおすすめです。

転職における後悔は自力で打開!

万が一入社してから後悔することがあったとしても、くよくよしてばかりでは何もいいことがありません。給与額や聞いていた仕事と違ったという場合は、契約違反の可能性もあるので、話し合いの場を持ちましょう。
それ以外のことは、自分の力で現状をよくする努力を。例えば「希望部署ではない部署に配属された」という場合でも、以下のようにできることはたくさんあります。

・配属された部署でとりあえず頑張ってみる
・現部署での結果を材料に部署異動の交渉をする
・希望部署の責任者や部署の人たちとコミュニケーションを取りはじめる

前向きに動いていれば、周りの人の応援で、物事が好転するということもあります。

転職において何が一番重要か、優先順位をつけておく

会社を選ぶ際に一番重要視していることや、1年後・5年後・10年後のキャリアビジョン、仕事に求めるやりがいなどを日ごろからしっかり考えられている人は、自分に合った会社を選ぶことができるものです。

どうしても譲れない部分がきちんと満たされていれば、多少思うようにいかないことがあっても納得しやすいもの。

あれもこれもと完璧を求めたり、逆に何も考えていなかったりする人は、入社後に苦労することもあるでしょう。

転職を機会に自分と向き合う時間を作ろう

自分の価値観について考える機会はあまり多くないかもしれません。年収や休日などの勤務条件のみならず、何にやりがいを感じるか、どのような人と働きたいかなど、自分のことを良く理解し、地に足の着いた転職活動をしてください。

文:坂口弥生

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