転職回数が多くても大丈夫? 転職活動を成功させる秘訣3選
年齢にもよりますが、「転職回数が多い」と思われるのは、転職3回~5回程度から。回数に関わらず、面接では必ずその理由を聞かれますので、きちんと説明ができるように準備をしておいてください。
① 「なぜ転職したのか・しようとしているのか」を説明できること
まず大切になのが「一貫性」です。転職回数が多くても、転職ごとに納得のいく理由があれば、気にすることはありません。
なぜ前職を退職し、なぜこの会社に入社したいのか。この説明をする時に、一貫性を重視してみてください。
例えば、「前職ではスキルが生かせなかったから退職を決意した」と伝えて後で、新しい会社への志望動機が「未経験の職種にチャレンジしたい」というのでは、まったく話がつながりません。
退職理由と新しい会社への志望動機は、転職回数と同じ数だけ発生しているはず。転職1回目から直近の転職までの長期スパンでも、一貫性があるかどうかを確認しておきましょう。
② 転職が多い人は職務経歴書を工夫する
経験回数が多いと職務経歴書が長くなりがちですが、努めて短くまとめましょう。メインとなる会社だけを詳しく記載し、短期間で辞めた会社については「備考欄」にまとめてしまうという方法もあります。
備考欄例:
2023年6月1日~9月30日 株式会社A 人事部にて採用アシスタント
派遣の期間満了により契約終了
2023年10月1日~2015年1月21日 B株式会社 営業部配属
採用時の条件と実際の勤務内容に差異があり、話し合いの末退職
半年未満の職務経歴では、なかなか「実績」は作れませんので、詳しく書いたところで長くなってしまうだけ。しかし何も書かないと、「この空白の期間はなんなのか?」と不審に思われ、書類審査で落とされることもありますので、上記のように備考欄を活用してみてください。101&height=20
③ ネガティブな理由で転職を繰り返している人は表現に工夫を
「給料が少ない」「上司に恵まれなった」「ノルマが厳しい」などは、転職理由としてよくあることですが、1回ならまだしも、何度も重なると「単なるわがまま」「忍耐力のない人」と捉えられかねません。「給料が少なかったのは、この人の仕事に問題があったからかもしれない」と思われる可能性さえあります。
ネガティブな話は面接で何のプラスにもなりません。いくら正当な事情があったとしても、ネガティブな理由はよい結果にはつながりませんから、思考回路を切り替えて、前向きな言葉に置き換えてみてください。
例:
「部署異動させてもらえないので辞めた」
⇒ 「ゼロからイチを作ることが得意なのですが、前職ではその強みを生かせる機会がなく、新たなチャレンジができる職場を探すため転職を決意しました」
転職回数が多くても「あなたに来てほしい」と言われる人材になる!
「納得できる説明さえできれば転職回数は気にしない」という企業があることも事実です。
転職回数が多くても、「この人に来てもらいたい」と思われる実績やアピールポイントがあれば、回数に関係なく転職できるはず。
一貫性や説得力あるストーリーを大切に、やりがいをもって働ける会社に出会いましょう!