転職がうまくいかない理由

転職がうまくいかない人はここに注意! ハマってしまいがちな5つの特徴とは

転職を決意しても、なかなかよいご縁にめぐり合えないこともあります。現職を続けながらの転職活動は、面接スケジュールの調整、仕事帰りの面接と、心身ともに疲れるもの。また、退職後に活動をする場合は、経済的な問題やブランクが長引くことなどの懸念があり、いずれにしても苦労がつきません。
転職活動がうまくいかない人によくある共通点を5つ挙げてみますので、今の自分を振り返り、落とし穴にはまっていないか検証してみましょう。

転職がうまくいかない人の特徴1:未経験業界・職種ばかりを受けている

22歳~25歳ぐらいの第二新卒であれば、未経験の業界・職業でも、ゼロからチャレンジさせてもらえる企業が多くあります。しかし、30代前後になってくると、企業が期待するのは「実務経験」。
もちろん「未経験者歓迎!」と求人票にあれば話は別ですし、そう書かれてなくても可能性はゼロではありません。ただし、後者の場合は転職活動が長引くこと、たとえうまく転職できても入社してからが大変であることを覚悟しておく必要があります。
基本的には年齢が上がるとともに「実務経験」が問われることを念頭に置き、自分のキャリアプランを考えるようにしてください。

転職がうまくいかない人の特徴2:スキルと実績のたな卸しができていない

自分にできることがわかっていなければ、面接で自己PRができません。面倒がらず、これまでやってきた仕事を書き出してみましょう。

過去の数値目標や達成率などをできる限り思い出し、確認しながら書き出してみてください。在職中の人は、日々の業務をどう数値化して実績をアピールできるかを考えつつ、新しいプロジェクトやイベントのとりまとめ役などを積極的に引き受けてください。

転職がうまくいかない人の特徴3:自分を過小/過大評価しすぎている

自己分析が上手にできないという人は、他己分析(周りの人に自分のことを聞く)や一般的な診断ツールなどを利用してみるのもよいでしょう。

自分ではできて当たり前ということも、他の人からみると評価に値するということもあります。同僚や上司に褒められたこと・感謝されたことは何でしたか? 家族や友人に自分の強みを聞き、自分のことをより良くしる努力をしてみてください。
謙虚な人は自分を過小評価しすぎることがあるので、客観的事実を伝えることに徹してみるとよいでしょう。反対に、自分を大きく見せようとして過大評価してしまう人もいますが、面接官はすぐに見破ります。あれこれ話し過ぎず、メインの活動と数値的に表せる実績に集中するぐらいでちょうどよいかもしれません。

転職がうまくいかない人の特徴4:条件面で高い理想を描きすぎる

企業の知名度にこだわり過ぎていたり、無謀な給与アップを希望していたりする人は、なかなか転職が決まらないものです。世の中には知名度の高い企業以外にも優良企業がたくさんあり、どの企業でも、自分次第でやりがいを見出すことができます。

周りからどう見られるかということよりも、「自分がこの先取り組みたいこと」を中心に据えて、転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。

転職がうまくいかない人の特徴5:企業のニーズを理解せずに受けている

求人票に「既存サービスの拡大における、経験者の補充」と書かれてあるのに、未経験の人がアプローチしてもニーズが合いません。また、企業が「ベンチャー精神旺盛でチャレンジを恐れない人」を求めているのに、変化への対応が苦手で、決められたことをコツコツこなす方が好きという人が面接を受けても、不幸な結果に終わってしまうことが目に見えています。

先方がどんな人物を求めているか、またそれに自分が合うかどうかを確認してから応募してください。

うまくいかないからといって焦らない

「とにかくどこかに受かりたい」と気持ちがはやるかもしれませんが、人生における大切な分岐点。じっくり、自分に合う企業を探したいものですね!

イラスト:桔川 伸

文:坂口弥生

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