転職に成功する人の特徴を徹底解説!事前の情報収集で後悔のない転職を

転職に成功する人の特徴を徹底解説!事前の情報収集で後悔のない転職を

今の仕事を辞めて転職したい気持ちはあるけれど、失敗や後悔はしたくない…。
そんな考えが堂々めぐりで転職を踏みとどまっている人も多いはず。

この記事では転職を成功させ、後悔しないキャリアを積むために、「転職に成功する人・失敗する人」の特徴をご紹介します。

転職に成功する人の特徴

まずは、どんな人が転職に成功しやすいのかを見ていきましょう。

キャリアを棚おろし、自己分析、企業・業界リサーチができている

自分の強み・弱みを客観的に認識していれば、転職したい企業にどのように貢献できるかという仮説を立てて語ることができます。

また、弱みを改善する姿勢もよいですが、いかに強みを伸ばして成果を出すかという視点がある人も、ポジティブな印象を与えられます。
自己分析、業界動向などの「事実」を基に話すことができると説得力が増し、成功に近づけるでしょう。

職務経歴書作成や面接準備に時間を費やしている

職務経歴書は一通り書いた後、何度も何度もブラッシュアップするものです。
過去の実績を数値で表せていると面接官が判断しやすく、成功しやすいといえます。

また、面接で聞かれる質問はある程度予測できるので、質問に対する回答を論理的かつ端的に語れるように、練習しましょう。
職務履歴書は、転職エージェントなどプロに添削を依頼すると安心です。

JOBでは、キャリアコンサルタントとオンライン相談ができるサービスもあります。(無料)転職準備に不安がある方は、ぜひご活用ください。

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具体的な条件や判断基準の優先順位を明確にしている

仕事内容はもちろん、給与や働き方、待遇・制度などの各種条件について、自分なりの判断基準をもっておくと、応募時や内定時に適切な判断ができます。

とはいえ、条件が厳しすぎると機会を逸してしまいますので、自分の中での譲れない・条件によっては妥協できるなどの優先順位を決めておくとよいでしょう。

落ち着いて、堂々と話すことができる

面接に限りませんが、第一印象や話している様子から得られる印象が良い人は、成功率が高くなります。
何を話すかということはもちろんのこと、緊張していても努めて落ち着いて話せると印象が良く、成功率が高まります。

転職に失敗する人の特徴

上記「成功の特徴」の逆が失敗しやすい人の特徴ですが、それ以外にも以下のような特徴があります。

転職理由で前の会社や同僚・上司を悪く言う人

人事制度や勤務条件が悪かったとか、マネジメント能力のない上司だったなどと、ネガティブな転職理由を挙げる人もいます。

事実であったとしても、「うちの会社に入っても、ずっと文句を言うのかもしれない」というイメージを与えてしまいます。
同じ内容を伝えるにしても、プラスの印象になるような表現を考えてみましょう。

自己分析や企業リサーチをしておらず、話の内容が薄い人

仕事に対して真剣に考えたことがない人、また一生懸命働いたことがない人は転職に失敗する可能性が高いといえます。

1日8時間は働いていて、20代前半から65歳位まで約45年間働くということを今一度考えてみてください。
人生の大半を仕事が占めているのに、適当につまらない時間を過ごすのはもったいない!

せっかく働くのなら、どんな仕事にも自分で意味づけしたり、お客様の小さな課題を解決したり、何でもよいので仕事に意義を見出してみましょう。
そのような過程を踏むことで、自然と面接の準備になっていきます。

転職で後悔しないためのポイント3つ

転職後、「こんなことなら前の会社のほうが良かった…」と後悔する人も少なくありません。
そうならないように、以下のようなポイントを踏まえて活動してみてください。

1.受ける会社の情報収集を怠らない

WEBサイトやSNSを使い会社名で検索し、事業内容や会社の考え方などは必ず読んでイメージし、よく理解しましょう。

できれば知人などのつてをたどって、その会社で働く人に社風などを聞くことができるとベターです。また、口コミ情報はインターネットで検索すると得られることがあります。

2.内定承諾時に諸条件を書面で確認する

給与額は「年収350万円」などと年収で表すことが多いようです。
350万÷12か月で1か月の給与を計算したら、実はボーナス4か月分を含んだ額だったり、みなし残業代を含んでいたりすることも。※「年収額」は、賞与や手当が含まれる前提なので、注意しましょう。

また、週休2日といっても「土日」ではなく、平日に休みだったということもあり得ます。
基本的なことでも、再確認することをお勧めします。

3.焦りは禁物。自己分析・企業研究に時間をかけること

今の会社が嫌だから早く辞めたいと焦り、むやみに応募するのはNG。
なぜ転職したいのか、どんな仕事をしていきたいのか、その企業で活躍の場がありそうかなど、自分に向き合う時間と企業リサーチをしっかり進めてください。

【年代別】転職を成功させるポイント

転職活動は年代によって留意すべきポイントがあります。

20代の転職は素直さ、学ぶ姿勢、行動力が大切

20代の場合は「質より量」をこなす時期ですから、どれほどの仕事量をこなしてきたかという実績はある程度必要ですし、そこから得た気づきを自分の言葉で語れることが重要です。

また、何よりも重要なのは「素直さ」と「行動力」。
本で読んだことや人に聞いたことを語るのではなく、自分の経験に基づき、自分の言葉で自分が考えたことを話しましょう。
決して、上手く話すことがゴールではありません。

周りの人のアドバイスを受け止め、「まずはやってみる」という素直さと行動力を意識していると、転職活動でもプラスに働くでしょう。

30代の転職は実績と仕事観が重要

30代になると、次期マネージャー候補になれる人材かどうかを会社は見極めていることが多いです。
どんな実績・成果を出してきたかを数値で語れるようにしたり、チームで働く上で重視することなどをまとめてみたりしてください。

また、仕事を通じてどんなことを成し遂げたいか、どう社会貢献していきたいかなど、大きな視点で仕事観を語れるとよいでしょう。

40代の転職はマネジメント・リーダー経験があるとプラス

40代の場合、自分自身が成果を上げるというよりも、周りの人に成果を上げさせられる「マネジメント能力」が問われます。
そのために重要なのは「人間力」。
チームのモチベーションを上げたり、社内の雰囲気を良くしたりするために行ったことなどを伝えてみましょう。

まだマネジメント・リーダー経験がないという場合には、現職で勤めている間に役割をかって出たり、自ら小さなプロジェクトを立ち上げて、メンバーを募ったりするという手もあります。

まとめ

世の中には多くの企業がありますが、実際に出会える企業は数えるほど。良いご縁を引き寄せられるように、仕事力、人間力を高めていきましょう。

2024年9月10日公開

坂口弥生(さかぐち・やよい)

<ライター>

坂口弥生(さかぐち・やよい)
採用・研修から人事制度設計まで、約10年にわたる人事全般のキャリアをもつ。特に大学生やフリーターの方には留学後の就活相談に乗ることも多く、自己分析などのお手伝いも行っている。現在はWeb制作会社の経営や、1週間6万円から留学できる「Go Global」を運営している
https://dy-planning.net/ https://go-global.info/

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