転職時の「自己PR」は根拠と熱意がポイント!

自己PR欄を上手にまとめれば、選考をグッと有利に進めることができます。アピールポイントを見直して、魅力的な自己PR文を作ってみてください!
自己PR文を書き出す前に! 転職前の自己分析・情報収集を十分に

まずは自己分析。自分のことを知らずしてアピールすることはできません。
自分を知ることと同時に、会社が求める人材像も確認します。自分の強みがわかったところで、企業が求める人材と合わなければ元も子もありません。
「自分の強み×相手のニーズ」が重なるポイントを認識し、相手に伝わる言葉で説明してみてください。
転職時の自己PRは数字や実績などで根拠を示す

伝え方にはコツがあります。
1.営業力があります
2.毎月50社以上の新規アポをとり、各月5,000万円以上の受注を受けました
1と2では、どちらの人材を選ぶでしょうか。
説明するまでもありませんが、自分で「~ができます」というよりも、数字やデータを使ってそれを証明するほうが信頼できる、ということを意識してください。
あなたのことを良く知る友人であれば、1でも構わないかもしれません。しかし、初対面の人に自分のことを売り込むのが面接です。初めて会う人に信頼してもらうにはどうすればいいか、と考えてみてください。
「私の強みは笑顔です」「採用されたら頑張りたいと思います」というように、抽象的な文章では説得力がありません。「笑顔」を強みにするのであれば、その笑顔でどんな成果を導き出したかという結果を添えるとよいでしょう。
自己PR文は200~400字程度にまとめる

実際文章にまとめる際は、上記の通り、根拠ある実績や数字を添えて書いてください。
また、Webサイトにある企業理念やアクションプランなどを読み込んでおき、そこに自分がどう貢献できるかという意思表明も効果的です。理念への共感は採用担当者も重視するポイントですし、Webサイトを隅々まで読み込んでいるというアピールにもなります。
経験と実績を十分盛り込めたら、最後の一文で熱意を追加。これで出来上がりです。
履歴書の自己PRであれば100文字程度、職務経歴書の下部に記す場合は200~400字程度におさめてください。あまりに長い文章は敬遠されますのでご注意を!
転職先に出す前に! 一晩寝かせてチェックを
全て書けたら必ずダブルチェックを。つい情熱的に書き綴ってしまいがちな自己PR欄は、一晩寝かせて再度読んでみてください。時間をおくと、客観的な目で確認することができます。
「最後には熱意や人となりで選ぶ」という面接官も多いもの。あなたがなぜこの会社に就職を希望しているのか、その理由と熱意を「自己PR」を通じてぜひ伝えてみてください。