退職:失業手当編
- いくらもらえますか?
基本手当(失業手当)は以下のような計算で受給額が決定します。
基本手当受給額=基本手当日額×所定給付日数(土日祝も含みます)
【基本手当日額】
基本手当日額とは失業手当でもらえる1日当たりの金額です。原則として離職した日の直前の6ヶ月の賃金(賞与等は除く)の合計を180で割って算出した金額のおよそ50~80%(60歳~64歳は45~80%)となっており、賃金の低い方ほど高い率となっています。基本手当日額は年齢区分ごとにその上限額が定められており、現在は次のとおりとなっています。
(平成25年8月1日現在)年齢 上限額 30歳未満 6,405円 30~44歳 7,115円 45~59歳 7,830円 60~64歳 6,723円
例えば25歳の方の場合、上限金額が6,405円ですので1ヶ月の受給額は最大で6,405円×31日=198,555円となります。
【所定給付日数】
基本手当をもらえる期間は退職理由やあなたの年齢と雇用保険に加入していた期間によって変わります。これを所定給付日数といいます。所定給付日数は以下の通りです。
会社都合による退職の場合雇用保険加入期間 1年未満 1年以上
5年未満5年以上
10年未満10年以上
20年未満20年以上 30歳未満 90日 90日 120日 180日 ― 30~34歳 90日 180日 210日 240日 35~44歳 240日 270日 45~59歳 180日 240日 270日 330日 60~64歳 150日 180日 210日 240日
自己都合による退職の場合雇用保険加入期間 1年未満 1年以上
5年未満5年以上
10年未満10年以上
20年未満20年以上 全年齢 ― 90日 120日 150日
また、所定給付日数の期間内に就職先が決まり、所定給付日数が3分の1以上残っている時には、再就職手当を受け取ることができます。
早めに仕事が決まり、スタートすれば給料と再就職手当の両方がもらえます。
再就職手当の詳細はこちらを参照ください。