退職:失業手当編
- 求職者給付ってなんですか?
求職者給付の代表的なものに失業手当と呼ばれる基本手当があります。これは雇用保険に加入していた方が、退職や解雇・会社の倒産などで離職し、次の就業先が決まるまでの生活の安定を図るために支給される給付金です。
【いつからもらえるの?】
失業手当の受給開始日は退職理由により異なります。
倒産や解雇・契約期間の満了など会社都合の場合は、ハローワークで求職の申込みを行い、離職票等の必要書類を提出した日から7日間は待期期間となり、その後、受給期間に入ります。受給期間中に、失業し就職活動を行っていたことを認める認定日があり、認定日にハローワークで報告をして受給が決定します。しかし、認定日は離職票を提出した日から29日後(市区町村により22日後)と決まっているため、実際に給付を受け取るまでは最短で1ヶ月程度かかります。
自己都合で退職した場合は、待期期間7日間と給付制限期間3ヶ月が終わったあと、受給期間に入ります。実際に給付を受け取るまでは給付制限期間の3ヶ月と認定日までの29日があるため、最短で4ヶ月程度かかります。