「返礼品」がお得、ということで認知が広がっている「ふるさと納税」。でも「いくらまで寄付できるの?」「いつまでに寄付すればいいの?」と、疑問に思うことも。今回は「ふるさと納税」のイロハから静岡県内のオススメ返礼品まで、「ふるさと納税」のお得な情報をご紹介します。

そもそも「ふるさと納税」って?



「ふるさと納税」は、正式には「寄付金税額控除」といいます。住民税の一部を、寄付として地方公共団体に移す、という制度です。寄付する場所は、生まれ育った地域はもちろん、好きなところを選ぶことができます。

ふるさと納税の特徴



①お礼の品がもらえる
なんといっても寄付した地域の返礼品がもらえるのが一番のポイント! 返礼品は特産の食べ物にとどまらず、日用品や旅行、イベント・チケットなど多岐にわたります。中にはふるさと納税限定の品も! 地域の趣向を凝らしたものが寄付のお礼としてもらえるのです。
※返礼品がない寄付もあります。

②税金の使い道を指定できる
普段納めている税金は、何に使われているのか実感がないこともありますよね? 「ふるさと納税」では、寄付をした地域の教育、福祉など、複数の選択肢から目的を選ぶことができます。

③複数の地域を選ぶことができる
1つの自治体に寄付を絞るのももちろんOKですが、複数の自治体に分けることができます。そうすればもらえる返礼品も増えますね! 控除上限額を把握しておけば、いくつの自治体に寄付するか目安がつけやすくなります。

how to 「ふるさと納税」



まずは自分の住民税の控除上限額を知ること! 上限額ギリギリの金額までの寄付にすることが、お得になるポイントです。家族構成などによって上限額は変わることがあります。
ふるさと納税を扱うHPでは、控除額シミュレーションができるようになっていて、年収や家族構成を入力するだけで自分の上限額の目安が表示されて便利ですよ。

寄付する自治体を決めたら、流れに沿って申し込み、入金をし、ふるさと納税した分の税金の確定申告を行います。確定申告することによって所得税が還付、住民税が控除される仕組みになっています。特定の条件を満たした会社員などは、確定申告しなくてもよい、という「ワンストップ特例制度」もあるので、ぜひチェックしてみてください。

「ふるさと納税」に期限はありませんが、当年の1月1日〜12月31日に寄付した分がその年の所得税還付、翌年度の住民税控除額の対象となるため、12月に駆け込みで申し込みが多くなる傾向にあるようです。

静岡県のオススメ返礼品



※画像はイメージです。

自然に囲まれた静岡県は、海の幸・山の幸の宝庫。人気の返礼品を調べてみると、養殖うなぎ、生桜えび、干物、静岡名産のイチゴ「紅ほっぺ」などが名を連ねます。

しかし、それだけじゃありません。 企業の工場も多く存在するためか、家電や高級トイレットペーパー(富士市)などの日用品など、びっくりするようなものも!また、地元百貨店がふるさと納税とコラボレーションしたオリジナル商品を提供していることあります。ぜひいろいろ調べてみてください。

まとめ


いかがでしたか?行ったことのない、あまり知らないような地域に寄付するなど、「ふるさと納税」は地域のよいところを再発見するよい機会だと思います。「やり方がよく分からないし…」と二の足を踏んでいる人は、ぜひ少ない金額から始めてみてください。きっと「ふるさと納税」の楽しさが分かることでしょう。


※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
 最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。

参照:さとふる

参照:ふるさとチョイス

<ライター>

natsuko
浜松市出身&在住。約4年間地元紙のライターをした後、専業主婦になりました。2人の男の子の子育てに奮闘中の傍ら、ガーデニングとDIYにハマっている今日この頃です。



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