静岡県は「健康寿命」が全国トップクラスの上、緑茶やみかん、まぐろなど、こちらも全国トップシェアを誇る「食材の豊富さ」が魅力です。

近年注目が集まっている「健康寿命」については、世界でも研究が進んでいて、健康的に長生きするにはどうしたらいいか、その秘訣を探ろうと、様々な角度から考察が重ねられています。

健康寿命トップクラスの静岡県



近年、認知症や脳卒中などで介護を必要とするお年寄りが増え、社会問題となっています。そんななか、平均寿命に代わり、注目されているのが健康寿命です。

健康寿命とは、日常的に介護の世話にならず、健康で自立した生活を送れる期間のことで、2000年に世界保健機関WHOが提唱した新しい指標です。

静岡県は2010年に73.53歳で全国1位と、男女ともに健康寿命がトップクラスとなっています。定年を迎えた後も元気で活動的に過ごしたいというのは誰もが思う願いですよね。

参照:「厚生労働省 平均寿命と健康寿命をみる」

全国一のお茶の産地



緑茶の生産量、輸出量、輸入量ともに日本一の静岡県。新幹線や高速道路で県内を走ると、茶畑が一面に広がっているのを見ることができ、茶どころ静岡を感じる方も多いでしょう。

なかでも静岡市は、県庁所在市及び政令指定都市の中で一年間に買う緑茶の量がトップで、その量を計算すると、静岡市民はほぼ毎日お茶を飲んでいることになります。

参照:「総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯)都道府県庁所在市及び政令指定都市別ランキング(平成25~27年平均)」

また、島田市内の小中学校では、夏季に水道の蛇口からお茶が飲めるところもあります。水道の蛇口からお茶が出るなんて、ユニークな発想ですよね。お茶は静岡県民のパワーの源・エナジードリンクといっても過言ではないのです。

食の都を自負する静岡県



生産される農林水産物の品目数が全国でもトップクラスを誇る静岡県。お茶をはじめ、みかんやメロン、まぐろやかつおのほか、しらすやさくらえび、わさびなど静岡ならではの特色ある食材がたくさんあります。

参照:「静岡県公式ホームページ ふじのくに「食の都」づくり~“食材の王国から“食の都へ~」

また、豊富な食材を活かしたグルメも見逃せません。浜松餃子や富士宮やきそば、静岡おでんなど、一度食べたら忘れられない料理を県内のさまざまな場所で味わうことができます。

B級グルメの王者を決めるB1グランプリの第1回・第2回大会では、富士宮やきそばが2連覇!県外の人たちからもその味にお墨付きをいただいています。

参照:「静岡県公式ホームページ B-1グランプリ受賞回数日本一」

まとめ


気候が温暖で、1年を通じて過ごしやすい静岡県。山と海が身近に感じられ、豊かな自然の中に近代的な暮らしが同居するとても暮らしやすい場所です。

豊かな自然が生み出す食材の数々は、静岡が誇る魅力の一つです。旬の食材が味わえる贅沢な環境は、人生をきっと豊かにしてくれるでしょう。

だからこそ、年をとっても、元気に暮らしていけるのかもしれません。そんな静岡県であなたも暮らしてみてはいかがですか。


※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
 最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。

<ライター>

Mayu
元報道記者で農業・保育士経験を持つ。二児の母で、育児のかたわらライターをしている。好奇心が服を着て歩いているような人間。食べることが大好き!美味しいものを発掘するのが生きがい♡



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