<プロフィール>
石井健太郎さん/星野リゾート リゾナーレ熱海
2023年4月入社
全国から多くの宿泊客が訪れる「星野リゾート リゾナーレ熱海」。石井健太郎さんは2023年4月に入社し「アクティビティユニット」に所属しています。教員だった石井さんが、ホテル業界という未経験の世界に飛び込んだのは「人が喜ぶこと、楽しいことを仕事にしたい」との思いから。前職の経験をフル活用していきいきと働く石井さんに、今の仕事の内容と転職の体験談を聞きました。
——「アクティビティユニット」ではどんな仕事を?
リゾナーレ熱海はいつ誰と来ても楽しめるファミリーリゾートホテルで、宿泊されるお客様は滞在中にバラエティ豊かなアクティビティやイベントを体験できます。その企画を考えたり、参加されるお客様をご案内するのがアクティビティユニットの仕事です。例えば今年は、花火の色の仕組みを学んだり、オリジナルの手持ち花火も体験できる「花火の学校」を開催して、多くのお客様に楽しんでいただきました。
——前職はどんな仕事でしたか?
前職は小学校の先生です。でももっと自由に、人が喜ぶこと、楽しめることを企画できる仕事をしたい、そう思って「転職イベント シゴトフェア」に足を運びました。特に業種を決めず10社ぐらい話を聞いたでしょうか。その中で一番「ここだ!」と魅力を感じたのが星野リゾート リゾナーレ熱海でした。そのとき紹介してもらったのが「海上カラ桶」という企画で、カラオケ機器を搭載した桶型ボートにのってカラオケを楽しむというもの。「そんなユニークな企画ができるんだ!」とすごく印象的でした。その後、入社2カ月で「花火の学校」のチームに加わったときも「こんなに早く関われるのか」と驚きました。
——異業種への転職に不安はありましたか?
「公務員の常識が他では非常識」と言われることがあるので、常識を知らないと言われたらどうしよう、という不安はありました。また「星野リゾート」の高級・上質というイメージのから「正しい言葉遣いができないとダメじゃないか」みたいな緊張もありました。フロントなどの接客応対時は敬語や丁寧な所作が不可欠ですが、アクティビティユニットはお客様に楽しんでいただけるよう、どちらかといえばフランクな雰囲気が求められるので、その使い分けに慣れれば問題なかったです。もちろん今は必要な場面ではちゃんと敬語を使っていますよ。
——どんな場面でやりがいを感じますか?
お客様が、自分が企画したプログラムを予約してくださって、最後に「楽しかった」と言ってくださったときの感動は忘れられません。ここに入ってよかったと思った瞬間でした。今もアクティビティが終わった後「イシケンさんにお願いしてよかった!」と言っていただけると、本当にうれしいです。
——心掛けていることは?
ゲストのお子様にポジティブな声掛けをすることですね。リゾナーレ熱海には「森の空中散歩」というアスレチックのアクティビティがあるんですが、1周しかできなくても「すごいね、1周できたね!」と声をかけたり、ウォールクライミングでも少しでも登れたら、ちゃんと見つけてほめるようにしています。せっかく参加してくださったのだから、やってよかった、楽しかったと笑顔になってほしいんです。前職とはまったく違う業種ですが、意外とこういう形で教員の経験が活かせている気がします。
——転職活動で意識したことは?
転職活動に合わせて自己分析する際、職場の人や家族に、自分が得意なことや強みを聞いたことです。どんな授業にするか考えているときにすごく集中しているとか、意外と真面目だね、とか、他の人に聞いて初めて、自分が何を大事にしているか、何が得意なのかが見えてきました。その結果「楽しいことが大好きで、人が楽しんでいるのを見ると自分も幸せになる」と自覚できたことが、仕事を探す上で一つの基準になりました。転職を考えるときは、他の人に聞いて、知らなかった自分を発見してほしいですね。
——転職して変わったこと、よかったことは?
前職では平日疲れて帰宅し、休日も仕事のことをずっと考えていたので、家のことをする余裕がありませんでした。今は週休2日で休みの日はしっかり休み、気持ちを切り替えて仕事に取り組めています。平日休みのことが多いので、これまで妻に負担が多かった家事を引き受けられるようになって、いいバランスになっているんじゃないかと思います。
——これからやってみたいことは?
熱海といえば夏のイメージで、リゾナーレ熱海でも夏ならではのアクティビティが増えます。お客様にたくさん楽しんでいただけるよう、今まで手掛けてきたものを進化させたり、今までになかった新しい企画を考えて、夏を盛り上げていければいいなと思っています。
——採用を決めた理由とこれから期待していることを教えてください
転職の採用に際しては、前職がホテル業であることは条件ではなく、それぞれの経験や、当社で何をしたいかをお聞きした上で検討します。「アクティビティユニット」は参加したお客様に「楽しかった」という気持ちを持ち帰っていただくことが求められるのですが、石井さんは前職の経験から、とにかく子どもたちの心を掴むのが抜群に上手。そしてご両親への対応もスムーズで安心感があります。周りの社員からも明るくて社交的、信頼されているという印象です。
これからも地域の魅力を伝えるための企画を考えたり、お客様に楽しんでいただけるサービスを提供することはもちろん、様々なスキルをインプットし、チームの成長にもコミットしていただきたいと期待しています。
2024年1月18日公開【2023年12月取材】
<執筆> いいとこ静岡編集部
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石井健太郎さん/星野リゾート リゾナーレ熱海
2023年4月入社
全国から多くの宿泊客が訪れる「星野リゾート リゾナーレ熱海」。石井健太郎さんは2023年4月に入社し「アクティビティユニット」に所属しています。教員だった石井さんが、ホテル業界という未経験の世界に飛び込んだのは「人が喜ぶこと、楽しいことを仕事にしたい」との思いから。前職の経験をフル活用していきいきと働く石井さんに、今の仕事の内容と転職の体験談を聞きました。
ホテルならではの楽しいイベントを企画
——「アクティビティユニット」ではどんな仕事を?
リゾナーレ熱海はいつ誰と来ても楽しめるファミリーリゾートホテルで、宿泊されるお客様は滞在中にバラエティ豊かなアクティビティやイベントを体験できます。その企画を考えたり、参加されるお客様をご案内するのがアクティビティユニットの仕事です。例えば今年は、花火の色の仕組みを学んだり、オリジナルの手持ち花火も体験できる「花火の学校」を開催して、多くのお客様に楽しんでいただきました。
——前職はどんな仕事でしたか?
前職は小学校の先生です。でももっと自由に、人が喜ぶこと、楽しめることを企画できる仕事をしたい、そう思って「転職イベント シゴトフェア」に足を運びました。特に業種を決めず10社ぐらい話を聞いたでしょうか。その中で一番「ここだ!」と魅力を感じたのが星野リゾート リゾナーレ熱海でした。そのとき紹介してもらったのが「海上カラ桶」という企画で、カラオケ機器を搭載した桶型ボートにのってカラオケを楽しむというもの。「そんなユニークな企画ができるんだ!」とすごく印象的でした。その後、入社2カ月で「花火の学校」のチームに加わったときも「こんなに早く関われるのか」と驚きました。
これまでの経験を生かして未知の世界へ
——異業種への転職に不安はありましたか?
「公務員の常識が他では非常識」と言われることがあるので、常識を知らないと言われたらどうしよう、という不安はありました。また「星野リゾート」の高級・上質というイメージのから「正しい言葉遣いができないとダメじゃないか」みたいな緊張もありました。フロントなどの接客応対時は敬語や丁寧な所作が不可欠ですが、アクティビティユニットはお客様に楽しんでいただけるよう、どちらかといえばフランクな雰囲気が求められるので、その使い分けに慣れれば問題なかったです。もちろん今は必要な場面ではちゃんと敬語を使っていますよ。
——どんな場面でやりがいを感じますか?
お客様が、自分が企画したプログラムを予約してくださって、最後に「楽しかった」と言ってくださったときの感動は忘れられません。ここに入ってよかったと思った瞬間でした。今もアクティビティが終わった後「イシケンさんにお願いしてよかった!」と言っていただけると、本当にうれしいです。
——心掛けていることは?
ゲストのお子様にポジティブな声掛けをすることですね。リゾナーレ熱海には「森の空中散歩」というアスレチックのアクティビティがあるんですが、1周しかできなくても「すごいね、1周できたね!」と声をかけたり、ウォールクライミングでも少しでも登れたら、ちゃんと見つけてほめるようにしています。せっかく参加してくださったのだから、やってよかった、楽しかったと笑顔になってほしいんです。前職とはまったく違う業種ですが、意外とこういう形で教員の経験が活かせている気がします。
自分を知るために身近な意見に耳を傾ける
——転職活動で意識したことは?
転職活動に合わせて自己分析する際、職場の人や家族に、自分が得意なことや強みを聞いたことです。どんな授業にするか考えているときにすごく集中しているとか、意外と真面目だね、とか、他の人に聞いて初めて、自分が何を大事にしているか、何が得意なのかが見えてきました。その結果「楽しいことが大好きで、人が楽しんでいるのを見ると自分も幸せになる」と自覚できたことが、仕事を探す上で一つの基準になりました。転職を考えるときは、他の人に聞いて、知らなかった自分を発見してほしいですね。
——転職して変わったこと、よかったことは?
前職では平日疲れて帰宅し、休日も仕事のことをずっと考えていたので、家のことをする余裕がありませんでした。今は週休2日で休みの日はしっかり休み、気持ちを切り替えて仕事に取り組めています。平日休みのことが多いので、これまで妻に負担が多かった家事を引き受けられるようになって、いいバランスになっているんじゃないかと思います。
——これからやってみたいことは?
熱海といえば夏のイメージで、リゾナーレ熱海でも夏ならではのアクティビティが増えます。お客様にたくさん楽しんでいただけるよう、今まで手掛けてきたものを進化させたり、今までになかった新しい企画を考えて、夏を盛り上げていければいいなと思っています。
採用担当者の声
——採用を決めた理由とこれから期待していることを教えてください
転職の採用に際しては、前職がホテル業であることは条件ではなく、それぞれの経験や、当社で何をしたいかをお聞きした上で検討します。「アクティビティユニット」は参加したお客様に「楽しかった」という気持ちを持ち帰っていただくことが求められるのですが、石井さんは前職の経験から、とにかく子どもたちの心を掴むのが抜群に上手。そしてご両親への対応もスムーズで安心感があります。周りの社員からも明るくて社交的、信頼されているという印象です。
これからも地域の魅力を伝えるための企画を考えたり、お客様に楽しんでいただけるサービスを提供することはもちろん、様々なスキルをインプットし、チームの成長にもコミットしていただきたいと期待しています。
2024年1月18日公開【2023年12月取材】
<執筆> いいとこ静岡編集部
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