静岡県藤枝市のほぼ真ん中、駿河湾へ向かって流れる瀬戸川は、上流から下流までさまざまな顔を見せてくれます。そのなかでもとくに「川遊び」と「温泉」の両方が楽しめるのが、瀬戸谷地区。
鮎漁が解禁になる新緑の時期に、家族で遊べる川遊びスポット「寺島河川敷公園」と、ゆったり癒しの温泉「ゆらく」をご紹介します。
藤枝バイパスの谷稲葉ICから山間部方面へ車で10分。赤坂橋を渡ってすぐ右手に現れるのが、夏場のアウトドアにぴったりなお出かけ場所「寺島河川敷公園」です。
10台分ほどの駐車スペースがあり、トイレや水道も完備。公園内は原っぱの広がる多目的スペースと遊具のある広場に分かれ、それぞれから河原へ降りることができます。
この公園の1番の魅力、自然の川で水遊びができる水場の様子を見に行きましょう。
駐車場から降りて右手に広がる緑の原っぱ。大きな木がいくつかあるので日陰も確保できます。この先の河原に向かうスロープを歩いて、瀬戸川のそばへ降りると大きな文字が目に入ってきました。
訪れた日は晴れ続きで水量が少なかったのですが、通常時期は水深1,5mになる箇所も。とくにブロック近くは想像以上に水流が強く、巻き込まれるととても危険です。
遊ぶ際はブロック付近を避けるとともに、子どもから目を離さないであげてくださいね。小さなお子さまにはライフジャケットの着用をお忘れなく。
広々とした河原で、気持ちのよい解放感!
次は反対側、遊具のある広場からも川へ出てみましょう。来た道を戻ります。
赤い三角のザイルクライミングとブランコのある広場です。ここからは木漏れ日が差し込む、穏やかな浅瀬に降りることができます。
サンダルでジャブジャブ。日陰があって過ごしやすいですね。川底を覗くと小さな生き物に出会えるかもしれません。5月下旬~6月上旬は鮎漁解禁シーズンということもあって、鮎釣りを楽しむ人で賑わう場所でもあります※。ちなみに、奥に見えるのは新東名の高架橋です。
※鮎釣りは遊漁券が必要です。管轄漁協へお問い合わせください。瀬戸川朝比奈川漁協054-669-9569
小腹が空いたら駐車場にある東屋でひと休み。この日のお弁当は、ゆらく温泉の産直店「ちょっくら」のキノコご飯と、付近のレストラン「せとやっこ」のせとやコロッケにしました。瀬戸川で瀬戸谷の恵みをいただきます。
川遊びのあとは、温泉で体を癒しましょう!
寺島河川敷公園駐車場を出て右折、さらに山間方面に走ります。5分ほどすると藤の瀬会館と、さきほどいただいたコロッケを販売するレストラン「せとやっこ」が左手に見えるはず。
さらに走ること5分、櫓が見えてきました。「瀬戸谷温泉ゆらく」です!
瀬戸谷温泉「ゆらく」は、藤枝市の瀬戸谷地区にある公設民営の日帰り温泉施設。美しい山々の緑と瀬戸川の清流に囲まれた、木々の香りいっぱいの天然温泉です。
源泉が敷地内にあり、定期検査を欠かさない安心安全の管理。家族みんなでくつろげます。
写真提供:ゆらく
ゆらく温泉の湯には、筋肉痛や関節痛などさまざまな効能が期待されますが、なかでもお肌、子どもの慢性皮膚疾患によいことで知られています。
つるつるっとして湯上りしっとり。お風呂のあとは、館内奥のお食事処「やすんど」の大広間が待ち合わせ場所にいいですよ。
「紅芯大根の竜田揚げ定食 900円」(写真提供:ゆらく)
お風呂上がりの生ビールはもちろんのこと、地元の食材を使ったメニューも豊富で迷ってしまいそう。季節ごとの新作限定メニューもあるので、何度来ても飽きることなく楽しめます。
受付を挟んで右は売店です。市内商店街のカステラなど、地元の商品がたくさん並んでいました。有名なお土産もいいけど、ここでしか手に入らないローカルなお土産もいいものですよね。
売店の反対側では、地元の作家さんやクラブの展示が行われていました。この日の展示は、藤枝市在住のクリエーターによる「超ローカルご当地キャラ・ローキャラ」。面白くてじっくり見てしまいます。
温泉に入ってお食事で満腹になったら、ローカルな展示作品に見入って、売店で地元商品を楽しむ。魅力が盛りだくさんのゆらく温泉ですが、施設を出るともうひとつ気になる場所が・・・。
バス停のお隣に小さな小屋が! 農産物直販所の「ちょっくら」です。ちょっくら行ってみましょう。
このすきまから入って行きます。ちょっとワクワクしますね。中にずらりと並んでいるのは、瀬戸谷地区で穫れた季節のお野菜や手作りの味噌、お弁当など。
市場ではあまり見かけない葉付きにんじんがありました。ふむふむ。「ちぎってかき揚げにすると美味!」なのですね。店員さんとお喋りすればもっとおいしい食べ方が聞けるのも、ちょっくらのとっておきな楽しみです。
さて、新緑の季節に家族で遊べる瀬戸川スポット、寺島河川敷公園と瀬戸谷温泉ゆらくをご紹介しましたが、いかがだったでしょう? 瀬戸谷地区の川沿いには、まだまだ気になる場所がいくつもあります。陶芸、ハイキング、キャンプ、などなど!
心と体に癒しを与えてくれる森林浴シーズン。ぜひご家族そろって、瀬戸谷・瀬戸川にお出かけくださいね。
・・・最後に、おまけの写真を1枚!
これは・・・動物の足跡のようです。ちょっくらで教えてもらった穴場の河原、ゆらくの裏手で見つけました。草が生い茂っているのでマダニ対策をして降りてみてくださいね。ではみなさま、素敵な瀬戸谷日和をお過ごしください!
鮎漁が解禁になる新緑の時期に、家族で遊べる川遊びスポット「寺島河川敷公園」と、ゆったり癒しの温泉「ゆらく」をご紹介します。
子連れに嬉しい水遊びスポット「寺島河川敷公園」
藤枝バイパスの谷稲葉ICから山間部方面へ車で10分。赤坂橋を渡ってすぐ右手に現れるのが、夏場のアウトドアにぴったりなお出かけ場所「寺島河川敷公園」です。
10台分ほどの駐車スペースがあり、トイレや水道も完備。公園内は原っぱの広がる多目的スペースと遊具のある広場に分かれ、それぞれから河原へ降りることができます。
この公園の1番の魅力、自然の川で水遊びができる水場の様子を見に行きましょう。
駐車場から降りて右手に広がる緑の原っぱ。大きな木がいくつかあるので日陰も確保できます。この先の河原に向かうスロープを歩いて、瀬戸川のそばへ降りると大きな文字が目に入ってきました。
訪れた日は晴れ続きで水量が少なかったのですが、通常時期は水深1,5mになる箇所も。とくにブロック近くは想像以上に水流が強く、巻き込まれるととても危険です。
遊ぶ際はブロック付近を避けるとともに、子どもから目を離さないであげてくださいね。小さなお子さまにはライフジャケットの着用をお忘れなく。
広々とした河原で、気持ちのよい解放感!
次は反対側、遊具のある広場からも川へ出てみましょう。来た道を戻ります。
赤い三角のザイルクライミングとブランコのある広場です。ここからは木漏れ日が差し込む、穏やかな浅瀬に降りることができます。
サンダルでジャブジャブ。日陰があって過ごしやすいですね。川底を覗くと小さな生き物に出会えるかもしれません。5月下旬~6月上旬は鮎漁解禁シーズンということもあって、鮎釣りを楽しむ人で賑わう場所でもあります※。ちなみに、奥に見えるのは新東名の高架橋です。
※鮎釣りは遊漁券が必要です。管轄漁協へお問い合わせください。瀬戸川朝比奈川漁協054-669-9569
小腹が空いたら駐車場にある東屋でひと休み。この日のお弁当は、ゆらく温泉の産直店「ちょっくら」のキノコご飯と、付近のレストラン「せとやっこ」のせとやコロッケにしました。瀬戸川で瀬戸谷の恵みをいただきます。
地元色満載の癒しの湯「瀬戸谷温泉ゆらく」
川遊びのあとは、温泉で体を癒しましょう!
寺島河川敷公園駐車場を出て右折、さらに山間方面に走ります。5分ほどすると藤の瀬会館と、さきほどいただいたコロッケを販売するレストラン「せとやっこ」が左手に見えるはず。
さらに走ること5分、櫓が見えてきました。「瀬戸谷温泉ゆらく」です!
瀬戸谷温泉「ゆらく」は、藤枝市の瀬戸谷地区にある公設民営の日帰り温泉施設。美しい山々の緑と瀬戸川の清流に囲まれた、木々の香りいっぱいの天然温泉です。
源泉が敷地内にあり、定期検査を欠かさない安心安全の管理。家族みんなでくつろげます。
写真提供:ゆらく
ゆらく温泉の湯には、筋肉痛や関節痛などさまざまな効能が期待されますが、なかでもお肌、子どもの慢性皮膚疾患によいことで知られています。
つるつるっとして湯上りしっとり。お風呂のあとは、館内奥のお食事処「やすんど」の大広間が待ち合わせ場所にいいですよ。
「紅芯大根の竜田揚げ定食 900円」(写真提供:ゆらく)
お風呂上がりの生ビールはもちろんのこと、地元の食材を使ったメニューも豊富で迷ってしまいそう。季節ごとの新作限定メニューもあるので、何度来ても飽きることなく楽しめます。
受付を挟んで右は売店です。市内商店街のカステラなど、地元の商品がたくさん並んでいました。有名なお土産もいいけど、ここでしか手に入らないローカルなお土産もいいものですよね。
売店の反対側では、地元の作家さんやクラブの展示が行われていました。この日の展示は、藤枝市在住のクリエーターによる「超ローカルご当地キャラ・ローキャラ」。面白くてじっくり見てしまいます。
温泉に入ってお食事で満腹になったら、ローカルな展示作品に見入って、売店で地元商品を楽しむ。魅力が盛りだくさんのゆらく温泉ですが、施設を出るともうひとつ気になる場所が・・・。
バス停のお隣に小さな小屋が! 農産物直販所の「ちょっくら」です。ちょっくら行ってみましょう。
このすきまから入って行きます。ちょっとワクワクしますね。中にずらりと並んでいるのは、瀬戸谷地区で穫れた季節のお野菜や手作りの味噌、お弁当など。
市場ではあまり見かけない葉付きにんじんがありました。ふむふむ。「ちぎってかき揚げにすると美味!」なのですね。店員さんとお喋りすればもっとおいしい食べ方が聞けるのも、ちょっくらのとっておきな楽しみです。
さて、新緑の季節に家族で遊べる瀬戸川スポット、寺島河川敷公園と瀬戸谷温泉ゆらくをご紹介しましたが、いかがだったでしょう? 瀬戸谷地区の川沿いには、まだまだ気になる場所がいくつもあります。陶芸、ハイキング、キャンプ、などなど!
心と体に癒しを与えてくれる森林浴シーズン。ぜひご家族そろって、瀬戸谷・瀬戸川にお出かけくださいね。
・・・最後に、おまけの写真を1枚!
これは・・・動物の足跡のようです。ちょっくらで教えてもらった穴場の河原、ゆらくの裏手で見つけました。草が生い茂っているのでマダニ対策をして降りてみてくださいね。ではみなさま、素敵な瀬戸谷日和をお過ごしください!
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