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就活とどう違う? 二卒・既卒の自己PRの書き方

監修:転職コンサルタント 平山雄一

就活を終えて新卒で入社したものの、一、二年で転職活動を行う場合、一番悩むのが自己PRかもしれません。就職活動の時とは違い、短いながらも就業経験があるため、採用担当者も就活中の学生とは同じ基準では見てくれません。ではどのように自己PRを書いたらいいのか考えてみましょう。

自分にどんなスキルがあるか、まずは棚卸から

「明るく元気」「素直」「まじめ」など、性格面のPRは、学生ならまだしも社会人の転職時のPRとしては幼い印象です。第二新卒や既卒の方の場合、短いながらも何らかの就業経験があるですから、そこで培った能力や経験を書き出し、PRできることを整理しましょう。就職経験のない方は、アルバイトやボランティアなどの社会貢献活動などを書きだしてみましょう。また、そこで得たビジネススキルを書きだすことも大切です。スケジュールやタスクの管理方法、就業先の上司やチームメンバーとの連携、エクセル、パワーポイントなどのPCスキルなど、学生の時には得ることができなかった経験がきっとあるはずです。それらを書きだし、自身の職務経験としてまとめてみましょう。

「ポータビリティスキル」を見つけよう!

「ポータビリティスキル」は「持ち運びできるスキル」つまり、転職先でも使えるスキルのことをいいます。就業経験が短かったりすると、そんなスキルはないと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。

ほとんどの業務の場合、一人で遂行することはできず、多くの場合は複数人のチームを組んで実施することになるはずです。その際、チームメンバーと円滑に業務を進めるスキル、進捗や実施結果、伝達事項を過不足なく伝えられるスキル、顧客の要望を聞きだしたり商品を提案したりするスキルも、立派なポータビリティスキルになります。特に第二新卒や就業経験の短い方の転職では、転職先のチームメンバーや顧客と円滑にコミュニケーションが取れるかどうかの対人スキルを問われる場合が多いため、どんな些細なことでも事例を交えてアピールすることが大切です。


【ポータビリティスキルの例】


店舗での販売スタッフから法人営業への応募の場合

・幅広い年齢層の顧客とコミュニケーションがとれる

・初対面の方に心を開いてもらえるような働きかけができる

・売り上げ目標達成に向けて進捗を管理する

・顧客のニーズを聞き出し、提案する、購入の決断を後押しする

採用担当者に前向きな自分をアピールしよう!

業務スキルやコミュニケーションスキルがあっても、短い就業経験で転職するあなたに採用担当者は、自社に入社してもすぐに辞めてしまうのではないだろうかと不安を抱くかもしれません。

そのため、働くことへの熱意やじっくりと腰を据えて働こうという意欲があること、応募先企業でどんなことをしたいと考えているか、どのように貢献できるかなどを丁寧に記載するといいでしょう。

またまだ経験が少ないので、応募先での仕事を通じてどのように成長していきたいかという意欲も十分PRの要素になります。一つの考えに固執せず先輩社員のアドバイスを受け入れたり、臨機応変にスタイルを変えられるかなども記載できるとあなたの前向きな姿勢を伝えることができると思います。

求人倍率上昇で第二新卒、既卒にもチャンスあり。チャンスを生かそう!

就職しても思うような仕事内容でなかったり、就業環境でミスマッチがあり転職活動を始めた方は第二新卒、既卒の方には多いかと思います。自己PRを作成する際、就業経験が少ないからとあきらめず、自身が経験してきた小さいことでもまず書き出してみて、転職先でも役立つスキル(ポータビリティスキル)がないか探してみてください。きっとあなたのポテンシャルを採用担当者に伝えられるスキルが見つかるはずです。

またどうしても記載する内容に困ったら、先輩や家族、転職エージェントに相談してみましょう。自分ではなかなか気づけない強みや成長見込みを見つけてくれるでしょう。

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