職務経歴書の書き方

転職の成功を分ける! 採用を勝ち取る「職務経歴書」完全マニュアル

新卒の就職活動と比較し、社会人の転職活動が大きく違うのは「実績が重視される」ということ。履歴書では実績や経験を伝えきれませんので、職務経歴書で詳細に、読みやすくまとめる必要があります。
職務経歴書のできは、書類選考の行方を左右します。以下のポイントをふまえ、アピールポイントがしっかり伝わるように作成してください。

転職時の基本マナ-! 職務経歴書は読む人に配慮して書く

まず頭に入れておきたいことは、面接官は一日に何十通もの履歴書・職務経歴書に目を通すということ。人事担当者、面接官の立場に立ち、要点をおさえ、読みやすいフォーマットに仕上げることが肝要です。

手書きではなく、パソコンで作成するのがおすすめ。書くボリュームが大きくなるため、途中で間違えてまた最初から……となると時間がかかりすぎますし、読み手にとっても手書きより読みやすいと言えます。
転職は1度きりとは限りませんので、作成したものは随時更新していくとよいでしょう。

A4サイズ縦、フォントはMS明朝、10.5~11ポイントぐらいの大きさが標準的です。

読みやすい職務経歴書を書くコツ

長々しい職務経歴書は、一見しただけで読む気がうせるもの。以下のような点に留意し、読みやすく作成してください。

・箇条書きをうまく使う
・フォーマット、デザイン、レイアウトを統一する
・キャッチフレーズがある
・専門用語には解説をつける

もし見出しを太字にするのであれば、全ての見出しが太字になっているかを確認。箇条書きに「・」をつけるのであれば、箇条書きすべてにつけるなど、レイアウトを揃えることで見やすくなります。

デザインやレイアウトが統一されていないと、大変読みづらい書類になってしまいますので、全て書き終えた時点で全体をチェックし、統一感を確認することも大切です。

志望動機や自己PRなど、箇条書きで書けない部分については「キャッチフレーズ」をつけると効果的。しっかり文章を読み込まずとも、キャッチフレーズがあれば目を留めてもらいやすいものです。

業界によっては専門用語が頻出することがあります。異業種への転職の場合は、できるだけ一般的な用語に書きかえるか、簡潔に注意書きを添えると面接官も理解しやすいでしょう。

職務経歴書にも氏名と連絡先を忘れずに書く

経歴書の一番上には、右寄せで「年月日・名前・連絡先」を記入します。

連絡先は履歴書を見ればわかることですが、「この人を面接に呼びたい」と思ってもらったときに、職務経歴書に連絡先が記載してあれば、履歴書チェックのひと手間を省くことができます。また、万が一履歴書を紛失されるというアクシデントがあったとしても、機会を逃すことがありません。

職務経歴の要約を冒頭にまとめる

前書きのような要領で、職務経歴のハイライトを200~300字程度にまとめます。キャリアの全体像をみせ、あなたがどんな経験をもった人材なのかを簡単に伝えることが目的です。

企業によっては複数職種の募集をしていることがありますので、職務経歴を記載する前に「応募職種」を記載しておくことをお勧めします。

転職時の職務経歴書に必要な基本事項

職務経歴書の基本は、これまでの仕事内容と実績を伝えること。自分が役に立てることをうまくアピールしてください。
企業名、勤務年数、事業内容は必須項目です。売上高や従業員数なども記載すれば、どのぐらいの事業規模で経験を積んできたかを伝えられます。

名前は知られていないけれども売上高の高い優良企業などは、企業規模・売上規模などを書き加えることで、面接官の関心を引くことができます。

転職履歴は直近の企業から書いても古い方から書いてもよい

フォーマットはないものの、一般的な書き方はいくつかあります。注目すべきは職務経歴を書く順番。複数企業で経験がある人は、新卒時に就職した会社から順に書いていくのか、それとも直近の経験からさかのぼって書いていくのかで大きく異なります。

どの順番で書くかはあなたの自由。古い経歴をアピールしたいのであれば、過去から順に書いていくとよいですし、キャリアアップを重ね、直近のキャリアで売り込みたい場合は、最新情報から順に書きましょう。

まずは配属された年月、部署名、業務内容を箇条書きでまとめてください。業務内容が複数ある場合は種類別にまとめるなど、読みやすさを考慮しながら書きましょう。売上やコスト削減などの実績は、数値化して併記していきます。

この時、なるべく客観的なデータがあるほうが有利。金銭的な数値のみならず、マネジメントした部下の数、担当したプロジェクトの数や規模、新規開拓した顧客の数なども含めてください。

転職時に役立つ資格を中心に記入する

たくさんの資格を持っている人は、できるだけ転職先企業に関連する資格から書いていきましょう。仕事に関係のない資格は省いてもよいですが、自分らしさをアピールするポイントとしてあえて記載するという手もあるでしょう。

転職における志望動機と自己PRを職務経歴書の下部に記す

志望動機や自己PRは、職務経歴書の最後にまとめます。

溢れんばかりの想いを作文にしたような自己PRを目にすることがありますが、なるべく簡潔に、要点をまとめて書くのが正解。実績の要約や、どんな成果を出してきたか、どんな形で貢献できそうかなど、相手があなたに期待する内容に絞って書いてみてください。
最後には右寄せで「以上」と書きます。

全てかけたら必ずチェック!

完成したら、新しい目で最初から読み直してみてください。
自分で書いた文章はなかなか間違いに気づきづらいため、家族や知人に読んでもらい、わかりづらいところを指摘してもらうのもよい方法です。パソコンで作成している場合は、「校閲」機能も活用しましょう。
ボリュームはA4サイズ2~3枚が限度。もし長すぎるようであれば適宜削り、整えましょう。

あくまでも「相手に読んでもらうもの」という前提を踏まえ、丁寧かつわかりやすく、その上で自分のアピールポイントがきちんと含まれているように仕上げられるとよいですね!

文:坂口弥生

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