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「心配だから、どこか大きい病院で診てもらったら?」
ドラマでこんなセリフを耳にすることもあるかと思います。

しかし静岡県の医療環境について、ご存じの方は少ないのではないでしょうか。実は、近年静岡県でも国内トップレベルの医療が発信されています。今回は静岡が有する、世界へ誇れるトップレベルの医療施設をご紹介します。

静岡県立こども病院



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1977年、全国6番目の小児専門病院として開院した「静岡県立こども病院」。

先天性心疾患、新生児外科疾患は全国有数の設備と人材を持ち、国内外から治療困難とされる患者が訪れます。
また国内のこども病院で唯一、専用のICUと小児循環器のICU専門医をそろえる病院です。

「周産期センター」においては、胎児の先天性疾患などが発覚した妊婦らの分娩管理を集中して行っており、出生直後から新生児治療に携わる専門の医師から一貫した治療を受けることができます。

2015年には、世界で初めて、治療が極めて困難な複数の複雑な先天性心疾患を抱える、マレーシアの少女(14)の手術にも成功しました。胎児から小児に至るまであらゆる分野で日本の先頭を走り続けている病院です。

静岡てんかん・神経医療センター



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2004年、国立療養所静岡神経医療センターから名称変更し、200床のてんかん病床を有する、世界的にも最大規模の専門病院が、「静岡てんかん・神経医療センター」です。

てんかんは、今日の健常者でも明日てんかん発作が起きないとも限らない病気です。一口にてんかんといえどその種類は多岐に渡り、静岡てんかん・神経医療センターでは、小児から高齢者まで幅広い世代の様々なてんかんに、脳神経外科学の中でも特にてんかんを専門とした医師が的確に対応しています。

また、患者本人の心のケアに対応すべく精神科の医師も勤務、診察を行っています。さらには、遠方からの患者に対してはなるべく来院の負担を軽減するため、地元のかかりつけ医との連携を徹底し、初診前でも治療、薬から医療費のことまで、すべてメール相談に応じています。

薬の処方、外科手術に特化しているのは言うまでもなく、一施設内でてんかんという病気とそれに伴う生活や精神面まで徹底した支援、医療を施している病院は、国内外でも大変珍しいです。

静岡県立静岡がんセンター



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「静岡県立静岡がんセンター」は、県東部、長泉町に位置し、2002年に開院しました。開院当初は、全国でも4か所しかなかった陽子線治療(先進医療)の施設を備えています。

各臓器ごとにがんの専門医を配置し、がん専門病院として全国で初めて、社会復帰に向けたリハビリテーション科を設置したほか、傷をきれいに直すための形成外科を設置しています。

そんな静岡県立静岡がんセンターが世界に誇る、その名も「プロジェクトHOPE」。 日本最大手の検査センターと共同で、患者のがん細胞をDNA,ゲノム、はたまたそれ以上のレベルまで細かく解析し、個々の患者に合わせた医療に一丸となって取り組んでいます。

まとめ


昨今、静岡県は、東部を中心に、「医療城下町」として発展を始め、がんセンターを核にした富士山麓先端医療産業集積構想(ファルマバレープロジェクト)の推進に力を注いでいます。(ファルマ=医療 バレー=山麓)

さらには、「医薬品、医療機器」の生産額が5年連続で第1位、がんセンターを有する長泉町に関しては、日本一住みやすい町、転入希望者が殺到する町としてテレビでも度々紹介されています。

ここ静岡から、紛れもなく国内トップレベルの医療が発信されており、それは国境をも超え、今や世界レベルでの最先端医療となりつつあります。

はたまた県が静岡を医療の県として推し進めていこうとしていることも、このような医療の現状、なおかつ富士山と駿河湾に挟まれ、溢れ出る温泉に羽を休め、オクシズで採れる山の幸、県内各漁港で捕れる海の幸による自然豊かな食生活があってこその、 静岡県だからできることかもしれません。

最先端の医療技術と共にある、ありがちな、しかしながらも贅沢すぎる生活環境は、男女共に健康長寿県、ならびに老後住みたい県へと当然のごとく毎年名を連ねています。そしていずれは世界一の健康長寿県となり、県東部だけでなく、静岡県全市町村に転入希望者が後を絶たない県となるのもそう遠くない未来かもしれません。


※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
 最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。

あいもん

こんにちは、あいもんです。

生まれも育ちも静岡県、自然大好き、富士山大好き。
いろんな角度から静岡のイイトコロをたくさん紹介して、
もっともっと好きになってもらえますように…



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