澄んだ空気と美しい紅葉はまだまだシーズン、遅くはありませんよ。今回は、そんな紅葉の風景と味覚が満載の、11月5日(日)静岡県立森林公園で行われた「浜松オーガニック祭(まつり)2017」の潜入レポートをお届けします。

静岡県立森林公園とは



今回訪れた「浜松オーガニック祭2017」開催地である静岡県立森林公園は、静岡県の西部、浜松市の北部に位置しています。森林レクリエーション活動や自然学習の場として、昭和40年に開設されました。

自動車道も遊歩道も景観を損なうことなく整備され、休日には県内外からたくさんの散策客が訪れます。竹炭づくり等の自然体験、生き物観察、森の素材を使った工作体験など、自然と触れ合う四季折々のプログラムも充実。

そんな緑豊かな風景の中で、オーガニック野菜や自然素材をふんだんに使った軽食、雑貨、心躍るライブが楽しめるイベント「浜松オーガニック祭2017」が開催されました。

これはステキ! 朝市と森のコラボレーション



大きな森ひとつが公園となっている森林公園は、キャンプ場、湿地、川、草原、スポーツ広場など、多彩な表情を持っています。

この度「浜松オーガニック祭2017」が開催された森林公園の「イベント広場」は、公園西側に位置し、木をふんだんに使った大きなステージがあるのが特徴です。





今回のイベントは浜松市近郊で野菜の無農薬栽培に取り組む農家さんが集まった団体「浜松有機農業者マーケットの会」の主催というだけあって、出店の中心は新鮮なお野菜。

その朝市の周りに、生産者の素材たっぷりの軽食あり、木を使った工作コーナー、気功体験・楽器体験ワークショップあり、オーガニック素材の雑貨屋さんあり、保護犬の譲渡会あり、ライブステージありと、気持ちのいい秋の一日を家族でまるごと楽しめる構成となっていました。



子どもたちが安心して過ごせる場所は、一緒にいる親もほっと一息つける場所になります。お野菜いっぱいの元気ランチ、農家さんがふるまうボリューム満点のトン汁、イノシシやシカを使った目にもおいしいジビエ、安心して楽しめるオーガニックコーヒーでしめくくって、大人も子どもも大満足の一日になりました。

まとめ


取材で公園を訪れたのは今回秋でしたが、静岡県立森林公園は1年を通して、景色はもちろん、スタッフの計画してくれる多彩なプログラムで私たちを楽しませてくれます。公園内の森は天然の赤松林を主体として形成され、以前はマツタケもよく自生していたそう。

「松茸まつり」が開催される9月から11月には園内のレストラン「まつぼっくり」で松茸ごはんを中心とした華やかな御膳が味わえます。また、公園内には宿泊施設、付近には温泉施設「あらたまの湯」もあり、いたれり尽くせり。

季節毎にさまざまな楽しみ方のできる静岡県立森林公園、ぜひ緑豊かな自然の中でゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

<静岡県立森林公園>
〒434-0002 静岡県浜松市浜北区尾野2597-7

【アクセス】
浜松浜北IC(新東名)から車で15分

イベント情報

静岡県立森林公園公式ホームページ


<ライター>

鈴木潤子
三度のゴハンより音楽が好き。僅差でゴハンももちろん大好き! 将来自分のラジオ番組を持ちたいなーとあちこち根回し中です。ワールドワイドに突っ込んでいきます! よろしくお願いします!



関連するワード