佐野稔文(としふみ)さんは、現在富士市で働く32歳。
愛知県豊橋市出身、大阪の大学を卒業してからずっと、岐阜県で就業していた佐野さんが、結婚を機に富士市に引っ越し・転職をしたのは今から2年半前のことです。
現在お住まいの静岡県富士市は、当時交際相手だったパートナーの地元。
富士山を近くに眺め、自然がいっぱいの新天地で家族を大切にしながら夢を叶えた佐野さんに、転職の決め手やご自身の生活の変化など、仕事にプライベートも含め、お伺いしてきました。
――転職から2年半が経過する佐野さんですが、富士市での生活にはもう慣れましたか?
家族とのびのび、暮らしています。仕事も自分のやりたかった事ができ、社の取り組みのおかげでワークライフバランスのとれた生活を送っています。
――ご結婚が転職のきっかけだという事ですが、実際に住んでみて見える富士市の魅力をズバリ教えてください。
まず第一に、気候の良さが挙げられます。
以前は岐阜県の盆地エリアにいたので、夏は暑く冬は寒い。富士は温暖とは言えませんが、過ごしやすい環境にあります。
第二に人の温かさです。
過ごしやすい土地の影響が大きいのでしょうか、皆さんとてものんびり、気さくな印象です。私は愛知県出身なんですが、時折耳にする富士の地元の方言も親近感の湧く要因かなと思います。少し似てるんですよ。
最後はやはり、この雄大な富士の景色を至近距離で眺められるという点でしょうか。
地元の方には日常である富士山のある景色も、私からすれば毎朝・毎夕、感動してしまうものです。
――今まで過ごされた大阪や岐阜とは、全然違う環境ですよね。お休みの日はどのように過ごされていますか?
休みの日は、家族と過ごしています。
家族で買い物に出たり・・・現在妻が二人目を妊娠中なので、休日や空いた時間は家事や子育てに充てています。富士市は子供の医療費が1回500円。薬代金も無料なことに驚きました。子育てしている家庭にやさしい街ですね。
――子供の医療費まで把握されているとは・・・イクメン(子育てに積極的に関与する男性)ですね!
会社の制度で働き方改革を実施していて、育休制度や有給の取りやすさ、フレックスタイムの利用(1ヶ月以内に4時間の遅刻・早退の調整が可能)にだいぶ助けられての実現です。
――プライベートの時間も守られるとより一層仕事に熱が入りそうですね。
休日に家族で日本平動物園に行ったときの様子:佐野さん提供
――ちなみに前職はどういったお仕事をされていたのでしょうか?
前職は東証一部大手の会社で、生産技術として、歩留まりの改善、新規ラインの構築などをおこなっていました。ただ、もともと大学時代に機械工学を学んでいたこともあり、設計をやりたいとずっと思いながら働いていましたね。
――やりたいことと求められることと、バランスがあまり取れていない印象ですね。
ですね。あとは大手の会社ということもあり、自分がいなくても回るのでは? という思いをどこかで持ちながら働いていました。今は前職と畑は違えど、やりたかった設計の仕事ができているので、大変満足しています。
――転職後はやりがいを感じることができているとのことですが、今はどういった職務をされているのでしょうか?
今は、産業機械設計部に所属していて、フィルムなどを製造する機械の設計をしています。
――職場環境の変化を教えてください。
まず感じたのは、職場での教育体制の充実です。マニュアルは特にありませんが、わからないことを周囲の人に聞きやすい・風通しの良い環境ですね。
部署は現在17人で、今はチームの一員として幅14m、長さ20mにも及ぶ巨大な機械の設計に携わっています。それが7月には形になるので楽しみです。
――現在の職場での充実ぶりが伺えました。ちなみに転職活動の際に不安要素はありましたか?
実は転職を決意してから、半年ほどの長い時間をかけて転職活動を実施しました。そして最後の1ヶ月に事が動き、転職に至りました。JOB転職エージェントだけでなく、いくつか転職サイトに登録してはいたものの、なかなか相談の時間が取れずに難儀していたんです。
――JOB転職エージェントご利用の決め手はなんでしたか?
静岡県の転職イベントで、担当者の藤原さんを拝見して、後日実際にお会いしてお人柄に触れ、ぜひお願いしようと決めました。地元に強く、実績もある。ピンポイントで狙い撃ちするかのような、適切なサポートでした。
――ちなみに現在のご就業先「小林製作所」を選んだ理由はなんですか?
自分のやりたいことができること、面接での社の第一印象がよかったこと、独自の技術を持つ、地元で実績のある安定した企業であることの三点です。
――では、最後に佐野さんの今後の抱負を教えてください。
社会貢献のできる、ニーズに合った価値ある機械を作りたいですね。設計という軸があるので、自分で物事を考え構築する作業に特化したいです。
それと社の制度が充実しているので、家族サービスも忘れずに、向上心を持って仕事と家庭に向き合いたいです。
世界的に評価される独自技術の発展のみでなく、身近な視点で若い世代の人たちが働きやすい環境づくりに取り組む小林製作所。Iターン転職を実現した佐野さんの仕事と私生活の充実にも納得しました。やりたいことをやれているか、一度立ち止まって考えてみる事が、大切かもしれないですね。
取材・文:kajo
愛知県豊橋市出身、大阪の大学を卒業してからずっと、岐阜県で就業していた佐野さんが、結婚を機に富士市に引っ越し・転職をしたのは今から2年半前のことです。
現在お住まいの静岡県富士市は、当時交際相手だったパートナーの地元。
富士山を近くに眺め、自然がいっぱいの新天地で家族を大切にしながら夢を叶えた佐野さんに、転職の決め手やご自身の生活の変化など、仕事にプライベートも含め、お伺いしてきました。
Iターン転職で実現された、ワークライフバランスの充実
――転職から2年半が経過する佐野さんですが、富士市での生活にはもう慣れましたか?
家族とのびのび、暮らしています。仕事も自分のやりたかった事ができ、社の取り組みのおかげでワークライフバランスのとれた生活を送っています。
――ご結婚が転職のきっかけだという事ですが、実際に住んでみて見える富士市の魅力をズバリ教えてください。
まず第一に、気候の良さが挙げられます。
以前は岐阜県の盆地エリアにいたので、夏は暑く冬は寒い。富士は温暖とは言えませんが、過ごしやすい環境にあります。
第二に人の温かさです。
過ごしやすい土地の影響が大きいのでしょうか、皆さんとてものんびり、気さくな印象です。私は愛知県出身なんですが、時折耳にする富士の地元の方言も親近感の湧く要因かなと思います。少し似てるんですよ。
最後はやはり、この雄大な富士の景色を至近距離で眺められるという点でしょうか。
地元の方には日常である富士山のある景色も、私からすれば毎朝・毎夕、感動してしまうものです。
――今まで過ごされた大阪や岐阜とは、全然違う環境ですよね。お休みの日はどのように過ごされていますか?
休みの日は、家族と過ごしています。
家族で買い物に出たり・・・現在妻が二人目を妊娠中なので、休日や空いた時間は家事や子育てに充てています。富士市は子供の医療費が1回500円。薬代金も無料なことに驚きました。子育てしている家庭にやさしい街ですね。
――子供の医療費まで把握されているとは・・・イクメン(子育てに積極的に関与する男性)ですね!
会社の制度で働き方改革を実施していて、育休制度や有給の取りやすさ、フレックスタイムの利用(1ヶ月以内に4時間の遅刻・早退の調整が可能)にだいぶ助けられての実現です。
――プライベートの時間も守られるとより一層仕事に熱が入りそうですね。
休日に家族で日本平動物園に行ったときの様子:佐野さん提供
「今のままで良いのか」やりがいを求めて踏み切った転職
――ちなみに前職はどういったお仕事をされていたのでしょうか?
前職は東証一部大手の会社で、生産技術として、歩留まりの改善、新規ラインの構築などをおこなっていました。ただ、もともと大学時代に機械工学を学んでいたこともあり、設計をやりたいとずっと思いながら働いていましたね。
――やりたいことと求められることと、バランスがあまり取れていない印象ですね。
ですね。あとは大手の会社ということもあり、自分がいなくても回るのでは? という思いをどこかで持ちながら働いていました。今は前職と畑は違えど、やりたかった設計の仕事ができているので、大変満足しています。
――転職後はやりがいを感じることができているとのことですが、今はどういった職務をされているのでしょうか?
今は、産業機械設計部に所属していて、フィルムなどを製造する機械の設計をしています。
――職場環境の変化を教えてください。
まず感じたのは、職場での教育体制の充実です。マニュアルは特にありませんが、わからないことを周囲の人に聞きやすい・風通しの良い環境ですね。
部署は現在17人で、今はチームの一員として幅14m、長さ20mにも及ぶ巨大な機械の設計に携わっています。それが7月には形になるので楽しみです。
個人の意思を汲んでくれる姿勢に、後押しされた
――現在の職場での充実ぶりが伺えました。ちなみに転職活動の際に不安要素はありましたか?
実は転職を決意してから、半年ほどの長い時間をかけて転職活動を実施しました。そして最後の1ヶ月に事が動き、転職に至りました。JOB転職エージェントだけでなく、いくつか転職サイトに登録してはいたものの、なかなか相談の時間が取れずに難儀していたんです。
――JOB転職エージェントご利用の決め手はなんでしたか?
静岡県の転職イベントで、担当者の藤原さんを拝見して、後日実際にお会いしてお人柄に触れ、ぜひお願いしようと決めました。地元に強く、実績もある。ピンポイントで狙い撃ちするかのような、適切なサポートでした。
――ちなみに現在のご就業先「小林製作所」を選んだ理由はなんですか?
自分のやりたいことができること、面接での社の第一印象がよかったこと、独自の技術を持つ、地元で実績のある安定した企業であることの三点です。
――では、最後に佐野さんの今後の抱負を教えてください。
社会貢献のできる、ニーズに合った価値ある機械を作りたいですね。設計という軸があるので、自分で物事を考え構築する作業に特化したいです。
それと社の制度が充実しているので、家族サービスも忘れずに、向上心を持って仕事と家庭に向き合いたいです。
世界的に評価される独自技術の発展のみでなく、身近な視点で若い世代の人たちが働きやすい環境づくりに取り組む小林製作所。Iターン転職を実現した佐野さんの仕事と私生活の充実にも納得しました。やりたいことをやれているか、一度立ち止まって考えてみる事が、大切かもしれないですね。
取材・文:kajo
静岡の転職事情に精通したコンサルタントが、キラッと光る地場企業案件を紹介したり、書類・面談のアドバイス、企業との連絡・交渉をしますので、遠隔地での転職活動の強い味方です。東京でご希望の日時に面談(キャリア相談・情報提供)もいたします。