念願のマイホームづくりは、一世一代の大仕事!
しかし、ネックとなるのはやはりお金の問題ですよね。それには、優良なローコスト住宅をプランニングしてくれる会社を選ぶことだけでなく、さらに賢く予算を浮かせる方法があるんです。それが、「静岡県からの助成金」です。

新築・リフォームの際に、しずおか優良木材を使うと最大30万円を補助



※画像はイメージです

静岡県が行っている「住んでよし しずおか木の家推進事業」では、木造住宅の建設に「しずおか優良木材」を使用すると、最大で30万円までの助成を受けられます。

使用する木材は、50%以上が、静岡県産材の中でも特に質の高い「しずおか優良木材」であることや、施工する会社は、静岡県内の業者であることなど、いくつか条件がありますので、注意しましょう。
新築だけでなく、増改築・リフォームまで対象なのは、嬉しいですよね。

参照:静岡県公式ホームページ 住んでよししずおか木の家推進事業
https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sundeyoshi.html

豊かな自然が生み出す高品質の木材



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静岡県は県土の65%が森林で、多くが杉やヒノキなどの木材です。そのため昔から林業が盛んでした。
山林保護と木材産出のために、戦後植えられた杉やヒノキなどの木材は、今使い時を迎えています。その地元の高品質の木材を使って、特色ある家づくりをする工務店や建築士が増えています。

静岡産の木材は、施工業者からは、強度があり、色やつやが良いと評判です。さらに、木材の地産地消には、次世代にこの国の山・川・海の環境を引き継いでいくという意味合いもあります。家づくりが、豊かな自然を生み出す山を守ることにつながるのです。

木造住宅の快適な住み心地



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木材に囲まれた気持ちのいい空間…。木のぬくもりや暖かさは、人に心地よい感覚をもたらす素材として、何にも代えがたいものがありますよね。

さらに、木材には高い断熱性、調湿作用があり、また、目に与える刺激が小さいなどといった効果があります。断熱性、省エネルギー性、耐震性など、長期優良住宅の認定基準を満たす高性能な木造住宅は今や特別なものではなくなりました。

木造住宅というと、昔ながらの和風の家を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、外観や間取り、内装に工夫をこらし、モダンな雰囲気の現代の生活に合った新たな木造住宅が生まれているのです。

まとめ


静岡県からの助成金に加えて、さらに、市町が独自に制度を設けているところもあります。たとえば、浜松市では、地元の天竜木材を使うと、1棟あたり最大25万円の補助が受けられます(地域材の FSC 認証材を使用した場合10万円追加)。

地産地消で、山づくり、街づくりの土台を支えることができる上に、さらに助成金までもらえてしまう、素敵な家づくりを静岡県でしてみませんか。

参照:浜松市ホームページ 天竜材の家/百年住居る事業(地域材利用推進事業)
https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/ringyou/shinko/forestry/ringyou/


※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
 最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。

<ライター>

Mayu
元報道記者で農業・保育士経験を持つ。二児の母で、育児のかたわらライターをしている。好奇心が服を着て歩いているような人間。食べることが大好き!美味しいものを発掘するのが生きがい♡



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