静岡県の中でも自動車産業や音楽産業がひときわ活発な浜松市。浜松まつりや浜松城、浜松餃子など全国的に有名な観光資源も多く、静岡県への移住やUターン・Iターンをお考えのみなさんにはお勧めポイントがいっぱいです。
経済活動も自然環境も充実した浜松市ですが、移住をお考えの子育て世代には「子どもが笑顔で暮らせる地域だろうか?」も気になるところですね。
今回はそんな浜松の気になる幼児教育環境のひとつ、保育園の現状についてご紹介します。
昨年、浜松市は168人だった待機児童数を一気に97人まで削減、大きな話題になりました(2018年9月現在)。しかしまだまだ県内トップの待機児童数であることは変わりません。
静岡県一の人口を誇る浜松市なので市の対応が遅れていることを示すものではありませんが、希望する保育園に入れない世帯に対する処置は進めていかなくてはなりらないものです。
待機児童問題を含む幼児教育環境の整備を盛り込み、市は平成27年に「浜松市子ども・若者支援プラン」を策定、具体的な方針を打ち出し取り組んでいます。
「浜松市子ども・若者支援プラン」とは、浜松市が実施していた「浜松市ひとり親家庭等自立促進計画」「浜松市若者支援計画」と、平成27年度に国が発表した「浜松市子ども・子育て支援事業計画」を一体化させたものです。
この「浜松市子ども・若者支援プラン」では ①保育所待機児童の解消に重点をおき、少子化対策や女性の就業を積極的に支援 ②就学前における教育・保育の量の見込みと確保の内容を数値化し、認定こども園等の施設整備の推進を図る ③就学前における子どもの発達に応じた教育・保育の提供、人材の確保や研修、小学校との円滑な連携・接続に取組む 等、未就学児への教育環境に関わる内容が取り組みのポイントとして挙げられています。
参照:浜松市公式ホームページ(浜松市子ども・若者支援プラン)
希望する全ての世帯が保育園に入園できるよう、市は認定こども園や保育所の整備を早急に進めていかなくてはなりません。
その保育所整備事業の一環に、産業都市浜松にぴったりなのが、本メディアでも既にご紹介している「企業主導型保育事業」。
現在浜松市では全部で22件の企業主導型保育事業が行われています。(平成30年9月26日現在)
えんてつグループ、杏林堂、セキスイハイム等、浜松市内の大手の企業が続々と保育提供サービスを実施。その他にも共同で経営に取り組む企業もあります。企業立地が多く共働き世帯率が高い浜松市には嬉しい環境ですね!
参照:浜松市子育て情報サイトぴっぴ(企業主導型保育事業一覧)
まちなかに多い企業主導型保育園に比べ、地域の保育園は自然が豊かで近隣との交流がさかんなのが特徴です。
山沿いの地域や浜名湖周辺の地域の保育園では、園外保育に自然との触れ合いや地元の人々と触れ合う、地域密着を重視したカリキュラムが良く見られます。
実は浜松市は地域の自治会加入率がとても高いまち。450年以上の伝統を持つ浜松まつりも、地域コミュニティの保持に一役買っています。
浜松市は昔ながらの「子育ては地域みんなで」の価値観が生きている貴重なまちなんです!
浜松市は昔から外国人が多いことでも有名。2世3世の子どもたちもしっかりサポートします。現在浜松市内の外国人向け保育施設は5施設。
また、日本人と外国人の子どもを一緒に保育する保育園では、日本語、ポルトガル語、英語を話すスタッフも配備され、全ての子どもにとって過ごしやすい環境となっています。
国際色豊かな取り組みの中で、日本人の子どもは多様な価値観を、外国の子どもは日本の言葉や生活習慣を覚え、スムーズな就学に万全の備えで臨むことができます。
働くパパママの就労形態への柔軟対応重視、または地域とのつながり重視、家庭の文化的な側面への対応重視・・・産業も自然も豊かな浜松にはみなさんのニーズにぴったりの保育園がきっとあるでしょう。ぜひ浜松市に移住する際の参考にしてみてください。
※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。
経済活動も自然環境も充実した浜松市ですが、移住をお考えの子育て世代には「子どもが笑顔で暮らせる地域だろうか?」も気になるところですね。
今回はそんな浜松の気になる幼児教育環境のひとつ、保育園の現状についてご紹介します。
待機児童数県内トップの汚名返上に向けて!
昨年、浜松市は168人だった待機児童数を一気に97人まで削減、大きな話題になりました(2018年9月現在)。しかしまだまだ県内トップの待機児童数であることは変わりません。
静岡県一の人口を誇る浜松市なので市の対応が遅れていることを示すものではありませんが、希望する保育園に入れない世帯に対する処置は進めていかなくてはなりらないものです。
待機児童問題を含む幼児教育環境の整備を盛り込み、市は平成27年に「浜松市子ども・若者支援プラン」を策定、具体的な方針を打ち出し取り組んでいます。
待機児童解消 徹底対策! 「浜松市子ども・若者支援プラン」
「浜松市子ども・若者支援プラン」とは、浜松市が実施していた「浜松市ひとり親家庭等自立促進計画」「浜松市若者支援計画」と、平成27年度に国が発表した「浜松市子ども・子育て支援事業計画」を一体化させたものです。
この「浜松市子ども・若者支援プラン」では ①保育所待機児童の解消に重点をおき、少子化対策や女性の就業を積極的に支援 ②就学前における教育・保育の量の見込みと確保の内容を数値化し、認定こども園等の施設整備の推進を図る ③就学前における子どもの発達に応じた教育・保育の提供、人材の確保や研修、小学校との円滑な連携・接続に取組む 等、未就学児への教育環境に関わる内容が取り組みのポイントとして挙げられています。
参照:浜松市公式ホームページ(浜松市子ども・若者支援プラン)
産業都市浜松だからこそ! 『企業主導型保育事業』の取り組み
希望する全ての世帯が保育園に入園できるよう、市は認定こども園や保育所の整備を早急に進めていかなくてはなりません。
その保育所整備事業の一環に、産業都市浜松にぴったりなのが、本メディアでも既にご紹介している「企業主導型保育事業」。
現在浜松市では全部で22件の企業主導型保育事業が行われています。(平成30年9月26日現在)
えんてつグループ、杏林堂、セキスイハイム等、浜松市内の大手の企業が続々と保育提供サービスを実施。その他にも共同で経営に取り組む企業もあります。企業立地が多く共働き世帯率が高い浜松市には嬉しい環境ですね!
参照:浜松市子育て情報サイトぴっぴ(企業主導型保育事業一覧)
高い自治会加入率を誇る浜松市は園児の地域交流もさかん
まちなかに多い企業主導型保育園に比べ、地域の保育園は自然が豊かで近隣との交流がさかんなのが特徴です。
山沿いの地域や浜名湖周辺の地域の保育園では、園外保育に自然との触れ合いや地元の人々と触れ合う、地域密着を重視したカリキュラムが良く見られます。
実は浜松市は地域の自治会加入率がとても高いまち。450年以上の伝統を持つ浜松まつりも、地域コミュニティの保持に一役買っています。
浜松市は昔ながらの「子育ては地域みんなで」の価値観が生きている貴重なまちなんです!
インターナショナルな保育環境も充実
浜松市は昔から外国人が多いことでも有名。2世3世の子どもたちもしっかりサポートします。現在浜松市内の外国人向け保育施設は5施設。
また、日本人と外国人の子どもを一緒に保育する保育園では、日本語、ポルトガル語、英語を話すスタッフも配備され、全ての子どもにとって過ごしやすい環境となっています。
国際色豊かな取り組みの中で、日本人の子どもは多様な価値観を、外国の子どもは日本の言葉や生活習慣を覚え、スムーズな就学に万全の備えで臨むことができます。
まとめ
働くパパママの就労形態への柔軟対応重視、または地域とのつながり重視、家庭の文化的な側面への対応重視・・・産業も自然も豊かな浜松にはみなさんのニーズにぴったりの保育園がきっとあるでしょう。ぜひ浜松市に移住する際の参考にしてみてください。
※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。