静岡県の有業率は60.3%で全国4位と、静岡県民はとっても働き者! そして静岡県がすごいのは、バリバリ働くだけでなく、休暇を取るべきときは取って家庭生活も大事にすること。(平成24年度)
今回は行政ぐるみ企業ぐるみで進行中の静岡県子育て応援プロジェクトをご紹介します。
参照:静岡県公式ホームページ(静岡県の有業率は60.3%、全国第4位)
県男性職員の育休取得率が大きくアップしたのは、なにも偶然のことではありません。静岡県では、平成27年に5カ年計画で「ふじのくにワーク・ライフ・バランス推進計画」を発表。本施策は県職員の子育てと現場での女性職員の活躍を応援するものです。
男性の育児休暇取得は、女性に比べると浸透しているとはまだまだ言えませんが、県では子どもが間もなく生まれる男性職員に育児休業や配偶者出産休暇、育児参加休暇を取るよう、メールで呼びかけたり、男性職員の育児休業取得等を促すリーフレットを配布するなど、男性も女性同様に気兼ねなく育休産休が取得できる環境づくりに努めています。
県だけでなく、独自で働く男性の育児休業取得を積極的に推進している市もあります。島田市は「育メン応援奨励金」、三島市は「男性の育児休業取得補助金」の名称で、育児時休暇をとった働く男性に1日あたり5000円の支援金を交付する制度があります。同時に市内に本店又は事業所を設置している雇い主側にも5000円を支給。
男性被雇用者に育児休暇中の賃金を補償する企業は今では珍しくありませんが、育児休暇の取得を補助金で奨励するシステムは画期的と言えます。男性側にも雇い主側にも、経営的・精神的負担が軽減される措置ですね。働くパパも心行くまで子育てが楽しめそうです。
参照:島田市公式ホームページ
参照:三島市公式ホームページ
「イクボス」という言葉をご存知ですか? じわじわと市民権を得ている「イクボス」とは「職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)」のことです(県公式HPより)。
静岡県では昨年県知事が「イクボス宣言」を発表。同時にイクボスが子育てしやすい職場環境づくりに貢献した企業を「ふじのくにイクボス活躍リーディングカンパニー」として表彰するなど、県職員だけでなく、将来県全域にこの取り組みが広がることを目指して積極的に進めています。
参照:静岡県公式ホームページ(知事と幹部職員による「ふじのくにイクボス宣言」)
男性が育児休暇を取ることがそれほど珍しくなくなってきた今日この頃ですが、実際の取得率は女性の81.8%に比べ3.16%と大きな開きがあります(平成28年度データ)。しかしながらこの3.16%は過去最高の数字。わずかずつではありますが確実に右肩あがりに推移しています。
一方、静岡県職員の育児休暇取得率は前述のごとく15.1%! 静岡県が男女共同参画に取り組んでいることがよく分かります。イクメンとイクボスの育つ静岡にこれからもご期待下さいね!
参照:厚生省(男性の育児休業取得状況と課題について)
※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。
今回は行政ぐるみ企業ぐるみで進行中の静岡県子育て応援プロジェクトをご紹介します。
参照:静岡県公式ホームページ(静岡県の有業率は60.3%、全国第4位)
県をあげて次世代育成応援「ふじのくにワーク・ライフ・バランス推進計画」
県男性職員の育休取得率が大きくアップしたのは、なにも偶然のことではありません。静岡県では、平成27年に5カ年計画で「ふじのくにワーク・ライフ・バランス推進計画」を発表。本施策は県職員の子育てと現場での女性職員の活躍を応援するものです。
男性の育児休暇取得は、女性に比べると浸透しているとはまだまだ言えませんが、県では子どもが間もなく生まれる男性職員に育児休業や配偶者出産休暇、育児参加休暇を取るよう、メールで呼びかけたり、男性職員の育児休業取得等を促すリーフレットを配布するなど、男性も女性同様に気兼ねなく育休産休が取得できる環境づくりに努めています。
島田市・三島市では市独自のイクメン支援も充実
県だけでなく、独自で働く男性の育児休業取得を積極的に推進している市もあります。島田市は「育メン応援奨励金」、三島市は「男性の育児休業取得補助金」の名称で、育児時休暇をとった働く男性に1日あたり5000円の支援金を交付する制度があります。同時に市内に本店又は事業所を設置している雇い主側にも5000円を支給。
男性被雇用者に育児休暇中の賃金を補償する企業は今では珍しくありませんが、育児休暇の取得を補助金で奨励するシステムは画期的と言えます。男性側にも雇い主側にも、経営的・精神的負担が軽減される措置ですね。働くパパも心行くまで子育てが楽しめそうです。
参照:島田市公式ホームページ
参照:三島市公式ホームページ
上司も応援! イクボス宣言!
「イクボス」という言葉をご存知ですか? じわじわと市民権を得ている「イクボス」とは「職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)」のことです(県公式HPより)。
静岡県では昨年県知事が「イクボス宣言」を発表。同時にイクボスが子育てしやすい職場環境づくりに貢献した企業を「ふじのくにイクボス活躍リーディングカンパニー」として表彰するなど、県職員だけでなく、将来県全域にこの取り組みが広がることを目指して積極的に進めています。
参照:静岡県公式ホームページ(知事と幹部職員による「ふじのくにイクボス宣言」)
まとめ
男性が育児休暇を取ることがそれほど珍しくなくなってきた今日この頃ですが、実際の取得率は女性の81.8%に比べ3.16%と大きな開きがあります(平成28年度データ)。しかしながらこの3.16%は過去最高の数字。わずかずつではありますが確実に右肩あがりに推移しています。
一方、静岡県職員の育児休暇取得率は前述のごとく15.1%! 静岡県が男女共同参画に取り組んでいることがよく分かります。イクメンとイクボスの育つ静岡にこれからもご期待下さいね!
参照:厚生省(男性の育児休業取得状況と課題について)
※掲載している施策は、令和元年9月30日現在の情報です。
最新の情報は、各市町村までお問合せいただけますようお願いいたします。
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